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ビーボックスアクアリウム 海水魚・サンゴ情報

埼玉県八潮市にある関東を代表するアクアショップ


by b-box_marine
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5年、10年長期飼育を目指して・・・

こんばんは、大塚です。

先日、水槽長期維持のお話をしましたが、今日は魚の病気と寄生虫について。


海水魚飼育でぶち当たる病気は・・・
・白点病
・リムフォシスティス
・トリコディナ
・ウーディニウム
・ビブリオ菌


この辺りの病気は基本的にはエルバージュで治療します。


グリーンFゴールドを使用する方も多いですね。
(※海水魚の治療にグリーンFゴールドは推奨はされていません)


病気治療は皆さんされていますが、忘れがちというか、
なぜかあまり話題にならないのが寄生虫です。


海水の観賞魚に付く寄生虫として代表的なのは・・・
・ハダムシ
・エラムシ


食べる魚だとタイノエやカニビル、アニサキスなどが有名ですよね。






今日は連休最終日ということで先ほどから淡水浴を行っています。
当店では毎週全ての魚に実施しています。













※このあと、寄生虫の写真を載せますので、嫌いな方は見ないようにお願いします。















淡水浴で取れる寄生虫は・・・
c0165758_1924589.jpg


ハダムシです。白く濁って見えるのがそうです。
その名の通り、ハダの表面や各ヒレ、ヒレの裏側に寄生します。


極小・小・中・大と書きましたが、寄生してからの期間は小でおよそ1週間、
大で2週間くらいだと思われます。これを定期的に取り除かないと目が濁ったり、
肌荒れしたり、ヒレがボロボロになったりします。

最終的には宿主=魚は死んでしまいます。




もう1つ、海水魚の寄生虫であるエラムシもその名の通りエラに付く寄生虫です。
こちらは濃塩水浴で取れると聞いたことがありますがやったことはありません。
(魚にとって非常に危険らしいので・・・)

普段はオキシドール浴で除去しています。


今日はエラムシ除去はしていないので画像はありませんが平仮名の「く」のような形で
取れる糸状の寄生虫です。エラムシはエラの組織を破壊してしまいます。
エラ蓋から見えるエラが赤ければOK、ピンクだとギリギリ・・・真っ白の場合は
手遅れなことが多いですので、ご自宅のお魚も注意深く観察してみてください。



この手の寄生虫は一説によると、海外の養殖場から熱帯魚のストック水槽へ
紛れ込んだのでは?など言われていますが、定かではありません。


事実、海で捕りたての魚にもたくさん付いていることがあります。


これを除去できないと魚が突然死したように見えます。
「昨日までは餌を食べていたのに・・・」は、悲しいことですがよく聞く話です。

もちろん、水質がいいことは大前提ですが、原因が分からずに殺してしまっている
方はぜひ、薬浴と同時に寄生虫を取り除く技も身に付けていただきたいです。

このブログには詳しい方法は書きませんが、もし知りたい方は
B-BOXで行っている方法でよければお教えしますので、スタッフまで聞いてください。




大塚が海水飼育に必要だなと思うことをいくつかあげておきます。
・水質を安定させる技術(硝酸、リン酸、pHその他の管理)
・薬浴
・寄生虫除去
・それぞれの魚種に合わせた餌付け方法
・混泳の技術
・生体の観察眼(=愛情。日々の小さな変化を見逃さないこと)

これらをひっくるめて「センス」というのかもしれません。

大塚もとびきりのセンスを身に付けられるように頑張ります。



文章ばかりでしたがこれ以上は長くなるのでここまでにしておきます。
明日はバリのサンゴ、魚&ハワイの魚が入荷します。
お楽しみに!!3連休は予想以上のたくさんのお客様にご来店いただきました。
ありがとうございました♪♪♪
by b-box_marine | 2014-11-03 20:17