正しい水合わせ方法って・・・
2014年 12月 01日
仕入れから戻って参りました~。今日はバリからの魚&サンゴです。
入荷した魚の水合わせをしていたら、あることを思い出しました。
「そういえば、最近お話するお客様は水合わせ時間やたら長かったな・・・・」と。
慎重派、ザックリ派、やり方は人それぞれ。とやかく言うことではないのですが、
B-BOXの、というか大塚が推奨している水合わせ時間は10~15分です。
(脊椎動物、無脊椎動物色々いますので一概には言えませんが、だいたい)
お客様の中にも1時間かける方もいると思います。
「じゃあ何でたった10分?」「1時間かけてもいいじゃん」
という話なのですが・・・。
理由は2点。酸欠と温度変化がお客様が思っている以上に怖いからです。
なので、ブクブク入れて、ヒーター入れれば何時間でもOKです。
夏場は空調を効かせた部屋でお願いします。
でも、その二つをやらずに水合わせだけ点滴でやられる方がいます。
今の時期だと冷えてしまって買ってくる全部の魚、白点になるなんてことも・・・
夏場は水温上昇により、酸欠で金魚すくいの金魚のように鼻を上げてしまいます。
海水魚は淡水魚に比べ酸欠に弱く、淡水魚は逆に酸欠には強い。
しかし淡水のpHの変動は海水よりも激しいので水合わせは点滴で行うことが多いです。
海水飼育においては、お客様の水槽とお店の水槽の水質はそこまで大きくは変わりません。
人工海水でも天然海水でも、日本で水槽内で飼育している以上、
pHはだいたい8以上、塩分濃度は35‰前後。
水温も22~27℃くらいの範囲に収まっているはず。
もしかしたら人工海水の銘柄まで一緒かも?
ところが海外から送られてくる袋の水はなんとpH6台!?
水温もキンキンだったりぬるかったりマチマチ。
浸してるだけ?と思うような水の量と雑なパッキングで送られてきます。
ですので、お店が入荷してきた魚にかける水合わせ時間は平均1時間くらい?
産地や輸送時間、届いたときの水質に準じて変動します。アンモニア中和剤など
色々駆使して慎重に水合わせしていくわけなんです。
その辺りがお店の説明で混同してしまっているのかもしれませんが・・・。
意外とザックリで大丈夫です。ということと、
他にもっと重要なこと説明し忘れてる!ということをお伝えしなければと・・・
このくらいストレートにいっても大丈夫です♪♪♪
はい!!!ココからは入荷情報を!!
マダラハナダイ 5.5cm
来ました!今季初もの?意外と小さいサイズで入荷いたしました。やっぱりキレイ!!
ブルーフェイス(幼魚) 4~5cm
たくさんきました!!入荷する中では最小サイズの幼魚です。
コスジハナスズキ 4~4.5cm
これも小さいですね!!仕上がると淡い感じのレッドに派手過ぎないゴールドの
ラインが上品かつ繊細な雰囲気を醸し出します。今はただの汚いバスレットに
なってしまっていますが(笑)
タツナミガイ 3~5cm
ちっちぇー!!これも入荷する中ではタツナミガイの最小サイズ。
小型水槽にも入れられるので超オススメです!!多分、即完売必至!
15個体くらいしかいないのでお早めにドウゾ。
ミナミハコフグ&テングハコフグ?(M) 5.5~7cm
大きめのリクエストがあったので。ミナミハコフグけっこうイエロー鮮やかです。
イトヒキテンジクダイ
たくさんきてます。ヒレの濁りが少なかったのでひと安心。
キイロサンゴハゼ
こちらもたくさん。太っていていい感じ。
サンゴはサイテスの関係でほぼブリードのみの入荷となってしまいました・・・。
それでもLサイズの個体などボリューミーなものもあります。
ブリードミドリイシ&ブリードコモンサンゴ
ツツマルハナサンゴ(ワイルド・L)
ハナタテサンゴ
これは共生しているのか?サンゴを食べているのか?
それともうっかりサンゴに食べられてしまうのか?キレイなサンゴガニが
付いていたのでそのまま連れてきました。
ほかにも・・・
・ニホンアワサンゴ(グリーン)
・ウモレキクメイシ(レッド&グリーン)
・ホンソメワケベラ
などが入荷しています。
さぁ!12月です!師走です!!一年の最後です!!!今月はいつも以上に気合い入れて、
悔いの残らないようにより一層頑張ってきますのでよろしくお願いいたします。