プロテインスキマーのこと(トンガ便入荷速報!!23時追記)
2014年 08月 02日
大塚がこの業界に入ったときにはスキマーといえば「バレット」&「ETSS」。
どでかいOF水槽に使用しているごついメインポンプよりも
さらに大きなスキマー用ポンプに「・・・???」となっていました(笑)
いまだにバレットⅢはお気に入りで、ⅠやⅡよりハイパワーなのはもちろんですが、
「もしかしてXL-Ⅰよりも働いてんじゃね?」などと感じているほどです。
ですが、今はDCポンプ内蔵、かつサンプの中に沈めて
使用するスキマーが主流です。
そこで必ずと言っていいほど直面する問題が「スキマー排水からの水槽への泡戻り」
使っている人にしか分からないこの悩み・・・スキマーやメインポンプなど全ての
ポンプを止めた時のような透明度を目指したい方にはホントにやっかいなものです。
実際のアワっぷりはこんな感じ。撮影時はリーフオクトパスでしたが(すいません)、
現行のインサンプ型のスキマーではほぼ起こる現象です。
その解消法?ではないですが多少軽減できる方法をご紹介いたします。
この方法はすでに多くのアクアリストの方がやっているので知らなかった方向けです。
まず、スキマーを使用するときの前提として・・・
①ポンプ出力→MAX ②スキマーからの排水→MAX
このとき、スキマーは一番多くの汚れを取りますので、
「できれば両方最大パワーで使いたい」というのが前提にあります。
なので、こういう泡の切り方はNGです。
スキマーは基本的に自然排水(=スキマー内に水が送り込まれてきて、それに
押されて水が排出される)なので、これをやるとスキマー内の水位が上がってしまいます。
ポンプの出力を絞ればいいのですが、それはやりたくないので、
大概の方がこういう風に泡をブロックします。
スキマーの排水からメインポンプへの水の流れの間にマットを入れてしまう方法。
これは効果大です。見た目はアレですが。。。
これならスキマーの排水に負荷をかけずに泡も切れます。
他にはこんなのもアリです。
スキマーの排水は40のソケットなので40Aのエンビがそのまま刺さります。
排水の途中に煙突を作るイメージ。
煙突2本。
図のように排水には負荷をほぼかけずに、煙突から泡が排出されます。
エルボーで曲げて煙突3本立てたらほぼ泡はなくなりました。
サンプの水位が高い方は煙突を延長してください。
これ、1000円足らずで10分もあれば作れますので、試してみてください。
これはあくまで補助的な方法で、基本はスキマーの水位とポンプの流量調節によって
泡戻りは軽減できます。
泡戻り軽減の為には・・・
スキマースタンド
を使用してスキマーの高さを出してあげたり
リーフオクトパスをお使いでしたら「ネックアップ」(参考画像などないです、すいません)
という、文字通りスキマーのネック部分を長くして汚れを取る面積を増やしたり、
水位を上げるのに使える商品があります。
あとはろ過槽をこれから作る方などは2層式にしたり、スキマーとメインポンプの
吸い込みまでの距離を極端に長く取るという方法もあります。
とにかく色々駆使して泡と戦うしかないですね!!
はい!!
長くなりましたが、ここからは入荷の生体を!!
イサザアミ
カクレクマノミ(国産ブリード)
最近はジョーにハマりそう。。。
パプアンジョーフィッシュ&ダーウィンジョーフィッシュは粒エサに餌付きました。
小型のジョーの水槽も作りました。
このあとはトンガのSPSが入荷予定!!!
新入荷のコーラルフリークス読みながら待ちたいと思います。
それでは。。。
追記
トンガ便届きました!!
相変わらずのハズレ無しハイクオリティーです!!
着状態も申し分なく、全ての個体が調子よく入荷しています。
とりあえずの速報ですが、フェイスブックの方にも写真アップしておきますのでそちらもご覧下さい。
トンガといえば、コモンサンゴ。毎回、ご好評いただいておりますので今回は多めに!!
20個体近く入荷しております。先イエローのトゲサンゴも8個体。
しかもワイルドSPSはただいま、絶賛セール中!!
新入荷も余すところなくセール対象です。明日、日曜日のご来店、お待ちしております。
大塚は松戸にいますので皆さん八潮にも松戸にも遊びに来てくださいね。